皆様。こんにちは。

地下鉄大濠公園駅徒歩４分の場所にあります歯科サロン「隼人デンタルサロン大濠」の

山下です( ^_^ )

 

今回は知覚過敏についてです🦷

 

知覚過敏とは、歯ブラシが触れたり、冷たい飲食物や甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる痛みで、むし歯や歯の神経の炎症などがない場合にみられる症状を言います。

 

 

歯は大きく分けて4つの層でできていて、歯の最表層にあるエナメル質は痛みを感じませんが、内層にある象牙質は、物で擦ったり、冷たいものや熱いものなどの刺激で痛みを感じます。

 

つまり、象牙質が露出した状態になり刺激が与えられると、知覚過敏が生じると言うことです。

 

通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありませんが、

・歯肉の位置が下がる

・歯が破折する

・歯が擦り減る

・歯が溶ける

など、様々な原因で象牙質が露出してしまいます。

 

また、極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が象牙質に伝わって、歯が痛みを感じることもあります。

 

知覚過敏の治療法として、エナメル質の強化、薬剤の塗布、材料での被覆、痛みが非常に激しい場合には神経を取り除く、などの治療法がありますが、確実な”予防方法”はありません。

 

健康な歯肉でも、加齢によってある程度歯肉が下がることは避けることができません。

 

象牙質の露出を防ぐには歯周病の予防に努めることと、歯肉の退縮が進みやすいような不適切な歯みがき法をしないこと。

また、歯の表面が酸で溶かされないようにきちんと歯みがきも行うことです。

 

こうしたことを踏まえると、歯周病予防とむし歯の予防が、知覚過敏の予防につながるのは明らかです。

 

痛みを最小限に抑えるために、早期発見早期治療に努め、できる限りの予防で少しでも知覚過敏のリスクを減らしていきましょう🦷

 

 

 

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