歯を失う人が見落としがちな 『根が折れる』🤭💭 2

皆様。こんにちは。

地下鉄大濠公園駅徒歩4分の場所にあります歯科サロン「隼人デンタルサロン大濠」の

山下です( ^_^ )

 

今回は前回に引き続き『歯根破折』についてです。

前回は、『歯根破折で起こる症状』についてご紹介させて頂きました。

ではなぜそういった症状を引き起こすのか。

今回は『歯根破折の原因と治療法』をご紹介していきたいと思います。

 

 

◾︎歯根破折の原因

 

1.歯ぎしり・食いしばりの癖がある

最も歯根破折の原因で多いのが、睡眠中の強い歯ぎしりや食いしばりです。

日中の何倍もの力で長時間にわたって力が加わるため破折の原因となります。

また、日中力仕事スポーツで食いしばることが多い、というような人は歯根破折のリスクが高くなります。

 

2.神経のない歯がある

神経を取った歯は水分の抜けた枯れ木のように、衝撃に対して弱くなり、割れやすくなります。

 

3.太い金属の土台が入っている

神経をとった後、歯が薄くなっているところに太いきんぞくの土台が入っている場合、噛む度にクサビの力が歯根の方向に伝わるため、歯根が割れやすくなります。

 

4.硬いものを好んで食べる

硬いものをガリガリとよく食べる人は歯に過剰な負担がかかってしまいます。

 

5.噛む力が強い

噛む力が強い人は歯が割れるリスクが高いです。特にエラの張った成人に多く見られます。

 

6.インプラントが入っている

インプラントの噛み合う歯、インプラントの隣の歯は強い力がかかりやすく、歯根破折しやすいことが分かっています。

 

 

 

◾︎歯根破折の治療法

 

歯根破折の治療法はヒビの入り具合によって変わってきます。

破折が浅い位置で止まっていれば被せる治療をします。

破折線が比較的浅い位置で止まっていて、神経が残っている場合には神経を取る処置をした後に被せて歯を保存する方向で様子を見ます。

一方で歯根の深い位置で真っ二つに割れていれば、ほとんどの場合は抜歯となります。

 

また、抜歯を避けるための治療法として、

破折の状況によっては歯科用接着剤で破折した部位を接着させ歯を保存する方法や、矯正治療を用いて歯を引っ張りあげて破折した部位を歯茎より上に出すことで極力歯を抜かない場合もあります。

 

 

歯はもともと丈夫なものですが、過剰な力がかかりすぎるとやはり壊れてしまうものです。歯の破折は中年以降から徐々に増えてきます。「自分の歯は丈夫だから」と過信して毎日硬いものを噛む習慣がある人は要注意です。

 

歯に力がかかっている方や症状がある方は一度歯科医院でご相談ください。予防対策をしましょう😷

 

 

 

 

 

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